<BRANDIN>の小部屋での活動がはじまった。
雨なら暇なはずとか、晴れたら混むかなとか、平日はきっとスロウだろう、なんて安直な予想をすべてくつがえされる展開だった。想像よりはいそがしく、でもそこまでぐったりも疲れない。数字もOK。こんなにhydeな場所でひっそりやってこの感じなら、自分はもう、こういう選択で仕事をしていこうと、心につよく決めた。人と繋がりたいわけではないが、表現はしたいし、好きなことをして生きていくためには、ちゃんと売上も立てないといけない。そういう自分は、得意ではなくてもやっぱり表に立つ必要はある。笑顔で結界を張りながら、空気や光に包まれつつ自分の作ったものを売りたいし、修理の仕事も、請け負っていく必要がある。
期間中、友人で〈BIRDS CREATION〉の小玉譲二(こだま・じょうじ)君が、たまたま近くの、車で5分くらいの場所にあるサーフショップに来ていた。サーフムービーのイベントの為とのこと。降りしきる雨の日曜の夜、上映会に足を運んだ。サーフショップとかイベントとか大勢の人とか、とにかくとても苦手だけど、彼の友人が作っているREPLAY LABOという映像のものすごーーーーくファンで、折に触れてYouTubeなどでも観るくらいに好きで、大きなスクリーンで観たかったのだ。だから頑張っていった。知り合いはきっといないだろうと思ったら、「みもさん?」と声をかけてくれた人がいた。前職の別の部署の女性で、はじめてちゃんと話をした。とてもいい感じの人だった。久しぶりに会う、以前一緒に働いていた女の子もいて、嬉しい再会も。みんな年下。会場は若い子がおおく、映像やMCなどからも、彼らがジョージくんに憧れているのがビジバシと伝わってきた。若い人のエネルギーって、胸がいっぱいになる。暗闇に同化しているくらいに目立たずひっそりと佇んでいたジョージくんだけど、そういうポジションの人なんだなと、すごいなと素直に思った。修行時代も独立後も、ほんとうに長い道のりだったとおもう、きっと。
ひとりで端っこのほうにいたらジョージくんが声をかけてくれた。BRANDINのお部屋で使うためにオーダーしているライトの話、サイズや感じをこんな風に構想中なんだと伝えてくれた。コーヒーまでご馳走してくれて、以前は小二だと思っていたのに、近年は中二とか高二くらいな感じで成長が著しい。成長期?
昨日は、朝にパターンの仕事をお願いしているKちゃんの家に立ち寄って受け渡しの後、<LOGGER WOODSUPPLY CO.>の末綱(すえつな)さんのところへ出向き、BRANDINで使う看板のフレームの打ち合わせへ。事務所には見るからにお肌の若い男性がいて、聞けばテンポラリーで、見習いのように来ているとのことだった。感じのいい20代の青年で、末綱さんがその彼に愛情を持って接しているのがよくわかったし、青年も末綱さんに憧れと尊敬を抱いているのがよくわかる瞳をしていた。日曜のジョージくんに続き、月曜の末綱さんといい「みんな、こういうフェーズに入っているんだなあ」としみじみしてしまった。マインドが中学生で停止している自分にとって、末綱さんはもともと高校生くらいしっかりしているイメージだったけれど、そのままずっと成長をしている感じがする。立派な社会人だった。当たり前?笑
好きだな、格好いいなとおもう男性はまずもって優しい人。そして誠実な人。くわえて、手を動かしてものを作れる、表現できる人がタイプ。夫とお付き合いした当初も「お金がないから切り絵を作りました」とプレゼンントしてくれて、ハートを射抜かれえた。こういう人だいすきって思った。買ったものだったら、ちょっと付き合って、冷めて終わっていたかもしれない。執着がないので、昔から飽きたらすぐに売ったり捨てたりしちゃうわたしだから。
「優しくない男子なんてうんこだよ」と娘に言っているくらい、本気でそうおもっている。優しくない男性のエピソードとかを聞くと「クソみたいな男だね」とか素直に言ってしまう。そのくらい、男子は優しさが魅力に直結すると思っている。一方で女子はかわいいことが命なのである。人は平等に歳をとるから、シミもシワも白髪もできるし、ほうれい線も出てくるし、おっぱいもお尻も垂れてくる。それでも年相応に可愛くいたい、というのが女子の永遠のテーマなのだ。
似合う色、お洋服も変わってくるけれど、そこをよく観察してアップデートしていくことが、きっと大切。あらがわない、でもあきらめない。自分は服の仕事をしているから、かわいく、心地よくいられるものを、命がけて作っていくって決めている。だって女の子なんだもん。