布の仕入れで朝から東京。数軒まわるがたいていは長年お世話になっている問屋さんなので、近況報告もたのしい。生地選びは得意中の得意なので比較的すぐ終わるが、疲れないわけではなく、集中するので終わると結構疲れている。
ビーチバックに仕立てた、デッドストックの生地を買取にいくのが昨日のメインだった。お店の方とやり取りしていてわかったが、使い物にならないほどにデッドな反物も数本あったらしく、「この子達はサヴァイヴァーなの」と言っていた。おじいさんが営んでいた生地屋が廃業になり、その後孫の代で土地を手放すまで、倉庫で眠っていたものだったとか。ほんとうによく生き抜いたねと思ったし、おじいさんも、よくぞこんなに素敵な布を作ってくれましたね、と感謝の気持ちだ。大切にしたい。
ランチの約束があり、千駄ヶ谷駅へ向かう。20歳のときにバイトをしていた当時のオーナーのYさんと。ウェブサイトの写真でも力を貸してくれた写真家の杉江篤志(すぎえ・あつし)くんが働く<TAS YARD>という店へ。杉江くんも休憩を合わせてくれて、一緒にランチ。Yさんは昔からカメラオタクなので、あれこれカメラの話で盛り上がっていた。
Yさんは32歳のとき、4.5坪の土地にたまたま出会いお店を始めた人で、わたしはそこのバイトとして出会った。ひとまわり歳が違って同じ干支、わたしは20歳だった。その後もいくつかお店を出したりやめたりしながら、今もいろいろな仕事をしている。当時からマックを使って店舗のロゴデザインとかもしていた記憶があるし、本当になんでもできる人なのだとおもう。最近はITの仕事もしているらしい。その合間に、飲食のアドバイザーみたいなこともやっている様子。何度聞いても、いつもよく理解できないのだが、一昨日までは軽井沢にいて、さっきまで御茶ノ水で働き、この後は赤坂に行くんだと言っていた。健康のために歩いていくと言って、さっさと去っていった。という訳で、明治通りの交差点であっさり解散。
千駄ヶ谷小学校前からバスに乗って渋谷まで行き、渋谷で友人と合流。ものすごーーーーく昔、一時的に通っていた<人間関係>というカフェがいまだにあるとしり、そこでハーフアンドハーフを呑んだ。渋谷で遊んでいたのはたぶん20歳から22くらいまでの2年くらいだけ。タバコも吸うしお酒も呑むし終電で帰るし、挙句に乗り過ごし、池袋からタクシーで高田馬場に帰宅という、典型的なダメ大学生だった。あれから30年くらい経って、比較したら立派な大人になったと言っても過言ではない。さてさて、今日はサーフィンできるかな?