2026/06/19

人生は苦しいことがほとんどだから

 夫には万年反抗期だけど、娘には素直なわたし。「ママのブログ、ウェブサイトまで見にいくのは忘れちゃうよ〜」と言われてすぐ、ストーリーズのリンクに変えた。娘のことがだいすきだ。冷静と情熱の間で意見をくれるし、見た目もとてもタイプ。娘に限らず、若い子の意見も素直に聞ける大人でいたい。若い人の意見は、経験の浅さは否めないが、やはり前衛的に感じることがおおい。もちろんそれが全てではないが、「昔は良かった」なんて頭でいると、すぐに化石になってしまう。変化についていけず、動けなくなって、体も重くなっていくだろう。「違う!」とおもったら「お世話になりました」と一礼して、こちらがその場を離れるしかない。それをきっと、潮時(しおどき)と呼ぶのだろう。
昨日、仕事の息抜きに友人と<POMPON CAKES GARE>へ。オーナーの立道嶺央(たてみち・れお)くんもいた。先日、人づてにわたしてもらった『BETTER DAYS』の感想をくれて、<BRANDIN>にもぜひ行きたいと伝えてくれた。会うと、度々文章の感想をくれるレオくん。「良かった」「ちゃんと読んだ」みたいな、アウトラインを伝えてくれる感じがスタイルで、とにかくとてもうれしい。励みになる。昨日は展示の設営作業をしていた様子で、懐かしい気持ちで眺めていた。あの作業、結構好きだった。
ギャラリーをしているとき、とにかくよく「楽しそうでいいね」、「好きなことだけしていていいね」と言われた。「家賃は払ってないんでしょ」と言われたときは、「じゃあ誰が払うんだよ、お前が払ってくれよ」と言いそうになった。いつも「楽しそう」と言われる。「スポーツ万能そう」もよく言われる。人生なんて、苦しいことがほとんど。みんなそうでしょ。だから楽しいことをするわけで、人が見ているものなんて、見たいようにしか見ていないのだ。スポーツだって全然万能じゃないけど、どこにいっても絶対に言われるので、これはもう諦めている。「旦那さんがいるからいいよね」も何度も言われてきた。夫は誠実で正直でいい人。故にお世辞も建前もない人で、鬼のように厳しい一面がある。だからこちらは万年反抗期なのだ。今の車を買うときも、「2ドアがいい!」というわたしに「それはないね」と夫がいうので、「社用車としてわたしがじぶんで買う!」と言って自腹を切った。「優しい旦那様がいて、好きなことしてていいわね」は、半分はそうだが、半分はちがう。決断と覚悟の繰り返し、夫婦といえども元々は他人なのだ。ぶつかったり歩み寄ったりしながら暮らしている。
人は誤解と妄想をする生き者、ということをギャラリー運営で知った。もうひとつ、楽しそうな人ほどめちゃくちゃ働いている、というのも知ったことのひとつ。そして、めちゃくちゃしんどいうことをしている。よーく見ないとわからないけど、ある日、それがわかる時がくる。自分の場合は、しんどいことを経験して、はじめてそれを理解した。誤解と妄想をして人を羨んでいる暇は、人生になし。そんな暇があったら、今日もわたしは全力で、今日を。