2026/07/20

連休のあれこれ

ニーナ・シモンがカバーしている「トラブル・イン・マインド」を聴いている。たとえどんなに嫌なことがあっても、落ち込んだ底からでも、人はかならず光を探せる。大丈夫。そんな気持ちにしてくれる力強い声と歌詞だ。日頃、声をほめてもらうことがおおいのだが、大抵は「かわいいね」と言われるばかりで、「かっこいいね、ニーナ・シモンみたいで」なんて言われたことは一度もない。こんな声だったらな、聞くたびに夢をみている。自分の声を嫌いではないが、ほんとうに好きな声は、こんな声だ。
連休は家族で映画を観たり、暮らす町のカラオケ大会を楽しく眺めたり、友人の展示会に顔を出したり、気になっていた展示に足を運んだりと、なんだか忙しかった。昨日は娘がお友達と横浜へ遊びに出かるとかで、明るいうちから夫とゆっくりビールやワインを呑んで、あれこれおしゃべりをして楽しい午後。
『Tシャツが乾くまで』と言うドラマをNetflixで観ている。夫が不慮の事故で行方不明になってしまう妻を演じる蒼井優さんが、近所に住む男性、園田さん役の中島歩さんといい感じになるシーンを昨日ふたりで観ていた。「さみしいとおもいつつ、わたしならすぐ園田さん好きになっちゃうかもなー。めっちゃかっこよくてタイプ!」というと「やだ! 生き返って出てくる!」と夫が言うので「お化けで? こわーい!」とか言って、ゲラゲラ。
娘はお友達と出かけることが増えて、移動距離も伸び、世界が広がっている。とてもいいことだ。視野を広く、世界を広く、高いところから俯瞰して眺めてほしい。Googleマップを二本指で縮めるみたいな感じで。いいときはもちろん、よくないときこそ、そんな感じで。
夕方になって娘が帰宅すると、夫はすぐに「さみしかったよう〜」と娘に言った。「ごめんごめん、明日は一日いるから」とかわされていて笑った。あと数年もすれば彼氏ができて、デートしたり外泊したりバイトしたり、きっと娘は忙しくなるだろう。そのとき、夫にニーナ・シモンのこの曲を聴かせてあげたい。
いつでも今が一番かわいいのが子供というものなのだけれど、子猫や子犬が反則的にかわいいのと同じで、バブちゃん時代の娘の可愛さにはものすごい破壊力があった。あの頃の娘を思い出してはいつでもうっとりして、直後にさみしんぼうオジになる、というのが娘を持つパパという生き者なのだろう。立ち上がって現実観ていこうぜい〜。俺たち、チームワーク大事だぜ〜。朝4時起きでワールドカップの決勝戦を観たので、今日は寝不足のわたくしであります。