Amazonプライムの、フジロックの配信をたのしんでいる。娘の部活の送迎や、歯医者の送迎などなどを挟みつつ、仕事をしながら聴く。聴き逃しているものもたくさんあるけれど、いい時代でありがたい。甲本ヒロト、Hi-STANDARD、おじさんになってもかっこよくてしびれた。若い頃よりもさらに格好良くなっている人をみると、魂がより一層に揺さぶられる。
奇妙礼太郎(きみょう・れいたろう)というアーティスト、今までぜんぜん知らなかったがものすごく良かった。絶対にライブにいきたい! と、サイトをチェックしていた今朝。『オーシャンゼリゼ』を歌っていたが、これだけ音程を外してもこんなにかっこいいということは、つまりどれだけ歌が上手くて、耳がいいのだろう。1977年生まれ、関西の方だった。白いシャツに黒いパンツでシンプルな出立(いでた)ち。格好よくて、目が釘付けになってしまった。
わたしたちみんな、この世に平等に生まれてくる。親から最初に授けてもらう贈りものが、名前。そして神様が授けてくれるのが「声」なのかもしれない。泣きながら産まれてきて、顔を真っ赤にして泣き叫んでいるのに、みんなは「おめでとう」とよろこぶ。泣いているのに、祝福される。それが命、それが声。わたしたちみんな、裸のままでやってきた。この世に、じぶんだけの楽器を持って。産まれるって、そういうことなんだ。