2026/07/28

安堵するとき

ご相談を受けてから2ヶ月と少しの時間をかけてきた仕事が、昨日無事に納品を終えた。素材選びから、サンプルとなる形を購入して、パターンをひき、裁断、縫製、微調整。途中で「裏地をつけたほうがいいね」となり、また勉強。緊張したが、とても学びのおおい仕事だった。感謝。試着してもらって、ものすごく喜んでもらえて、しかもめちゃくちゃ似合っていて、一安心。まだまだだけれど、今の自分にできるすべては注いだつもり。
縫製の依頼は、様々だ。例えば昨日は、前述のドレスを終えてから、「ドールハウスの家具を夏仕様にしたい。さらにそのドールハウスの家主のベアに海パンも穿かせてあげたい」という依頼の、最終仕上げ。その次は「長すぎるエプロンを4センチ、裾上げしたい」というものだった。ドールハウスは、木製の家具が見るからに高級で、インテリア用にお預かりした生地はUKのものだった。全部が素敵だった。あまりにもかわいくて、仕事の途中におままごとをしてしまったほどだ。エプロンのお客様のは、タグを見るにイタリアンレストランのオリジナルなのかな? デザインと素材がよかった。ざっくりと、すこし大きめに縫われたミシン目の間隔。なるべくおなじピッチで、やりすぎない(丁寧にしすぎないという意味)ようにと、心がけてミシンを踏んだ。
依頼をうけるとき、大抵の方は「いそぎません」と言ってくれる。そう言われるが、こう見えてけっこう真面目な性格だし、見た目よりせっかちなので、すぐに仕上げてあげたい気持ちがつよい。「はやい!」と言われるが、そう言われたいのではなく、おそいのが嫌なのだ。全てご返却して自分の作品に集中したい気持ちもある。そのバランスはむずかしいけど、心に切り替えスイッチがあるので、モードを変えて作業をしている。
それにしても、<BRANDIN>での活動をはじめてから、一ヶ月がものすごくはやい。在庫が切れたものを縫い、修理や縫製の依頼を作業していると、あっという間に次のオープンデーがやってくる。だって今週末だもの。