昨日は久しぶりに海の家『パパイヤ』のアルバイト。去年、アルバイトの声をかけてくれた<DAILY by LONG TRACK FOODS>の馬詰さんと一緒に働くのははじめてのこと。先輩なので(たぶん30年くらいバイトしているはず?)絶対に先について準備を整えておかなければと気合いをいれて、9時の、2分前くらいに到着。先輩はもうふつうにエプロンをして、働いておられた。たらーん。飲食業のセンスと伸び代がないオレ様なので、終日いろいろやらかしながら、楽しさだけは誰にも負けない1日はあっという間に終了。
前回パパイヤで働いたのが灼熱の7月中旬で、通常運転まで復活するのに、二日位かかった。「もう海の家で働くのは無理かもしれない・・・」とちょっぴりしょげていたのだが、「明日もこれるぜ!」というくらいに元気にゴールテープを切れた昨日。気温と風の有無で、疲弊具合がぜんぜんちがった。
途中、ひとりで思い出し笑いをしていたら馬詰さんに気づかれて「どうしたの?」と聞かれた。「もし永井さん(わたしの師匠で、馬詰さんは旧知の仲)が生きていて、今日パパイヤにに遊びにきたらって想像してたんですよ。カウンターの向こうからおもしろがって話しかけるじゃないですかー。でも、センセーは滑舌悪いから、何言ってるか聞きとれないですよねー」と言って、ギャハハーと笑うわたし。他にも「もし永井さんが生きていたら、「馬ちゃん、ちゃんと指導してやってね」とか言いますよ、ぜったい!」とか言ってまたわらった。「思い出してもらって幸せだね。でも、永井さんのおかげだよ」と馬詰さんが言った。二回くらい、言った。「ほんとですよ。足向けて寝られないです! でも、どうして思い出したんだろう、お盆だからかなあ」とわたし。
馬詰さんは手が8本くらいあり、後頭部にも目がついているのではないか、とおもうくらいにオーダーの記憶力とかもすごかった。飲食業は、テトリス並に頭で順番を構築しながら動くので、きっと馬詰さんはテトリスが上手いはず。今度あったら「テトリスうまいですか?」って聞いてみよう。お昼からきてくれた別のスタッフも機転がきく働き者で、かわいい高校一年生とかも、ほんとにみんな動きがよく、素晴らしかった。飲食業のセンスがあるってこういうことなのだろう。オレ様は縫製業で頑張るのが、きっと世のため人のため。まあまあ忙しかったけれど、総じてたのしかった一日。仕事がたのしいって、シンプルだけど、容易ではない。とてもいいことだ。
昨日は、がんばったご褒美みたいな、姿を変えるピンク色した夕焼けがすごかった。ここ数日でいちばんドラマチックなサンセットで、おもわずキッチンから出てスマホに写真をおさめた。仕事を終えて、自転車のペダルを漕いで先輩とクリエイトまで一緒に帰り、家族のお土産にアイスクリームを買って解散。大人なんだけど、子供みたいな夏の夜。八月が過ぎてゆく。